アイドルという名の虚像

推しは多けりゃ多いほどいい (誰でもいいわけではない)

KinKi Kids 定番胸キュン選抜!

KinKi Kidsって、デビュー曲が硝子の少年って時点で強い。そしてその後も強い曲をたくさん出してる…。The Red Lightも強い…。 

 

最新のアルバムは去年の秋に発売されたN albumです。これが素晴らしいんですよ。本当。2人ともいい声してるぜ…。と思って、Nアルを中心にリピートしてたんですが、

昔のKinKiも最高じゃん。

コンサートDVDで聴いていた曲もまた当時の音源で聴くと違った味わいがあります。何というか胸がキュンとします(わかりますよね?)。そんな訳で、今日は独断と偏見でご新規にもオススメKinKi Kids定番ながら胸キュンな曲についてつらつら書いていきます。

 

雨のMelody

この曲はもう…胸にギュンギュン刺さる…。何だこの歌は。歌詞だけ見ると意味不明なんですよ。捨てずにいたペアリングを森の奥に隠そうとしたり、忘れようとしていた彼女の香りに凍りついたり、ものや形にできない姿で心にしまおうとしたり。極め付けは雨はギターの涙と叫びなんですよ。ただ、その意味不明さまで愛しいと言いますか、曲の雰囲気が本当に好きです。特に好きなのがなぜあの日君が一番さみしかった夜に 僕は近くにいてあげなかったってパートです。ここの光一くんから剛くんへの流れが絶妙だし、2人の声がまた最高!ちなみに、Mアルでセルフカバーしてます。こちらはこちらで落ち着いた声が素敵です。しかし!私としてはオリジナルの方が好きです。何だろう、あの若さと哀愁の絶妙なブレンド感。胸に突き刺さる感じはオリジナルの方が強いですね。Mアルはちょっとオシャレなアレンジなのでまた雰囲気が違うのでね。

 

やめないで、PURE

カウコンで歌っているのをみたとき、何だこの曲のタイトルはwwぐらいに思っていたのですが、この曲もギュンギュンくる…。この時代に学生したかったよーーー。光一派?剛派?ってやりたかったよー。と叶わぬ願いに思いを馳せつつやめピュアを聴いております。この曲は若さ故の真っ直ぐさがあって、それと同時に不安定な感じもして、でもやっぱり真っ直ぐなところが最高です。ていうか、単純に曲がカッコいい。乙コンで渋滞したのをつい思い出してしまいますね。ふふふ。

 

もう君以外愛せない

このど直球なラブソング…。何なら重いし、ちょっと怖いけど、キュンとくる…。キュンとくるのに、私の頭に浮かんでくる光景がディストピア作品でしかない…。主人公とその恋人は政府とか悪の組織とかと戦ってる若者で、仲間は次々倒れて、もう勝ち目はない。敵にはめられてもう逃げ場もなく、覚悟を決めた2人が最後に愛を伝え合うんですよ。たとえこの世が滅びでも君と誓った愛は永遠だから きっと2人は幸せなんですよ。最後のそれぞれのソロとかまさに、別れのシーンですよ。ほら!映画撮れちゃう!!ディストピアでも、普通最後は敵を倒して希望を持たせるんですけど、KinKiのもつ暗さと重さでバッドエンドしか想像出来なかったけど、ある意味では2人はディストピアから永遠のユートピアに行くハッピーエンド…??妄想はこの辺にして、これもやっぱり曲がカッコいいな。今のKinKiにもこういう恥ずかしいぐらいど直球なラブソングでシングル出して欲しい。剛くんの今のポリシーには反するかもしれないけど、絶対カッコいいんだよなー。

 

ボクの背中には羽根がある

これはねー、ディストピア(またかよ)。KinKiのラブソングはディストピア設定にできる説。この曲、本来ラブソングだと思うんですよ。でも、KinKi Kidsの歌に変換しちゃうよね!!特にサビ!私、そういう趣味はないので(別に否定はしないけど)、2人はカップル!的なことじゃなくて、仕事の上でのパートナーとして、なんですけど。テゴマスが来た回の堂本兄弟なんか特にそう。テゴマスが歌うと恋人との希望に満ちた歌なのに、KinKiが歌った瞬間世界観が全く違って、急に暗さと重さが出る。ああ、KinKiってデビュー前からずっと一緒に頑張って来たんだよな…と知らないはずの歴史に思いを馳せてしまうのです。暗くて重くて閉鎖的なんだけど、惹かれてしまう。この2人のこともっと知りたい!と思わせてくれる1曲です。

 

愛のかたまり

この曲抜きには語れませんよ…。光一くん作曲の剛くん作詞。現在もファン人気1位の名曲です。Nアルの番宣でブランチに出たときに、剛くんは光一が女性詞歌ってたら色っぽいかなと思ったと語ってましたが、いやいや光一くんが女性詞を提案したんでしょ?なんて話もSNSで見かけたりして新規の私にはもはやちんぷんかんぷんですが(笑)そんなの実際この曲聴いたら吹っ飛ぶよね!光一くん作曲で剛くん作詞。結局これが全てなんですよ。この曲をリリースしたのが2001年、つまり2人が22歳頃に作ってるんです。天才かよ!知ってたけど!メロディーの美しさ絶妙だし、歌詞も冷静に考えると重すぎて怖いけど、メロディーとKinKiの声にマッチしている。この曲を20代前半のアイドルが歌いこなしているだけで素晴らしいのに、それを自分たちで作っちゃった究極の自己プロデュース…震える。ファンはもちろん、ジャニーズ内でも人気が高く、Jrからデビュー組までたくさんの後輩がカバーしています。ジャニーズ好きで知らない人いないでしょレベルです。それでもやっぱりKinKi Kidsの愛のかたまりがしっくりくるんですよ。だって、KinKi Kidsを一番よく知っているKinKi KidsKinKi Kidsのために作った歌ですから。2人にしか出せない雰囲気がとても素敵な1曲です。

 

もちろん、KinKi Kids胸キュン選抜はまだまだあるのですが(アルバムやカップリング含めると終わらない説)今回はSingle Selectionに入ってる中から自分好みで選抜しました。

 

この5曲は、KinKi Single SelectionまたはKinKi Single Selection Ⅱに収録されてますので、最近KinKi気になるわーという方がいればぜひ!