アイドル中島健人への期待

今週発売されたTV stationのV6連載ページで、あの悲しいほどにア・イ・ド・ルである三宅健大先生にリハーサル態度を褒められていたSexy Zone中島健人氏。彼はなかなかのアイドルである。奇跡のオジサン系アイドル三宅健に生粋のアイドルと評されるだけでなく、光一王子とミッチー王子に(仮)ではあるけれど王位を継承されている。…やはりなかなかの人物であることは間違いなさそうだ。

 

私はV6ファンになる前はjrを応援していたので、Sexy ZoneのDVDを2枚、アルバムを3枚持っている。少クラも観ている。そんな訳で中島健人氏のパフォーマンスを観る機会も多かった。そして、何度か沼に落ちそうになった。アイドル中島健人って最高に面白いですよね。

 

ハッキリ言って、彼は変人だ。キラキラした王子様で2枚目と思いきや笑い欲しがってる節もあるし。その一方で、Sexy Zoneのセンターは佐藤勝利で間違いないけれど、エースは初めからそして今もなお中島健人だなと思っている。彼はSexy Zoneの中で最年長だけど、メンバーをまとめる役には向いていない気がする。内でまとめる役より、まとまったメンバーを外の世界で、上へ上へと引っ張るのが彼の役目ではないだろうか。

 

彼のソロ曲であるCANDYはかなりの曲者である。だって、キャーーンディ\ラブケンティー!/ですよ!初めて見たときは笑撃でした。でも、それすら成立させてしまう。少クラでABC-Zの河合くんもラブふみきゅん!ってやってましたけど、やっぱり違う。面白いけど、違う。まあ、Snow Manの使い方からしてもどう考えてもウケ狙いではあるんですが。そして今週の少クラでのCANDYコラボ。やっぱり彼にはアイドル力がある。それが天性のものなのか、彼の努力からなるものかは知らないけれど。CANDYを久しぶりに観て、中島健人ファンでもないのに思わず笑顔になったし、何なら家で一人でラブケンティー!って叫びそうになった。観ていた全員とは言わないが、この状況に陥ったSexy Zone以外のファンは多いと思う。

 

彼はねじ伏せ力があるアイドルだと思うし、その力をこれからもっと磨いていける素質があるはずだ。

ねじ伏せ力とは私が勝手に使っている用語である。わかりやすい例で言うと木村拓哉が持っている力のこと。彼は絶大な人気を誇る一方、異常なほどのアンチがいる。(皮肉な事にそれが人気者の証でもあるが)木村拓哉なら何言ってもいいだろぐらいの勢いでネットで叩かれる。同じ視聴率でも、他の人なら好調、木村拓哉なら爆死と書かれる。でも、SMAPとして歌って踊れば日本一かっこいい。木村拓哉より歌が上手な人もダンスが上手い人も、顔が整っている人も沢山いる。それは否定しないし、本人も歌手やダンサーの方が断然上手い。自分はできてる風なだけみたいなことを言っている。

でも、木村拓哉ほどカッコイイ人を私は知らない。何故なら、彼にはねじ伏せ力があるから。それまで言われてきたどんな嫌なことも嘘も全てねじ伏せて、その場で一番輝く人になれるのだ。SMAPのほかのメンバーも持ち合わせてはいると思っているが、やはり木村はダントツでねじ伏せてくる。ねじ伏せると言っても共演者をねじ伏せて自分が輝くのではない。観る側のネガティヴな目線をねじ伏せるのだ。その結果、彼の輝きが強く映る。そして、その輝きは時に共演者の輝きも引き立たせるし、時に彼が身に纏うものも輝かせるのだと私は思っている。(結果彼が着たものが売れる)

 

長々しい説明を読みたくない人のために要約すると、ねじ伏せ力とは自分の格好良さに説得力を持たせる力のことである。これを持っているアイドルは絶対強いし、そういう人が一人でもいるグループはもっと強い…はず。

 

CANDYと日を同じくして放送されたアンダルシアに憧れてでも彼のねじ伏せ力は発揮されていた。あの中でダンスが一番とは言わないし言えないけれど、ねじ伏せ力は一番だった。(そもそも、アンダルシアに憧れて自体が無条件にカッコイイのもある。)

 

そんなアイドル中島健人の将来が今から楽しみでならない。彼はファンを本当に愛しているらしい(by中居・光一)し、実際そういうファンサービスを見たこともある。ファンに向けた発言が100%嘘とは言わないが、いつか彼自身の首を絞める日が来るのではないかとつい思ってしまうのも事実。その時が来てしまったら、彼がどう切り抜けるのか。残酷な様だが、そこが楽しみでならない。中居くんや光一くんの様に、徐々にファンを飼い慣らして(信頼関係を築いて)お前らは俺の光熱費だから!俺は雲の上の存在だから!とか化け猫しかおらんやん!デーブ!なんて言っても笑って許してもらえる人の方が、多分楽だ。でも、その役割を担うのは彼より菊池風磨氏の方が適任だと思うし(それをファンが望んでいるかどうかはまた別の話)、そんな事を言う中島健人は今のところ見たくない。

 

冒頭で、何度か沼に落ちそうになったと書いた。そう、実際はまだ一度も落ちていないのである。もし、本当に中島健人の沼に落ちる時が来るとしたら、多分彼が30を超えてからかな。その時彼がSexy Zoneでいる保証はない。三宅健大先生のように老けないアイドルになっているかもしれないし、年相応に大人なアイドルになっているかもしれない。今の時代、ジャニーズのアイドルは30歳半ばからが正念場だと思う。アイドルである前に人間だから、どう頑張っても若さでカバーできない日はやってくる。全盛期と同じステージに立てない時もやってくる。そこから、真のアイドル力が試される。それについては全員一緒で、問題はそれまでにどうアイドル人生を送るかだ。若さに甘えて過ごすと、痛い目にあう。今のSexy Zoneはまだ何かが足りない。でもその何かを見つければさらなる飛躍が待っているはず。その何かを見つけてグループを引っ張る人物が中島健人であることを期待してやまない。

 

それから、少クラで悲しいほどにア・イ・ド・ル〜ガラスの靴〜を歌ってくれることも期待している。絶対似合うから。